神様のメモ帳　第８話　「僕は運命を信じない」　感想 : アニメとゲームと情報局！

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▼ 2011年08月30日

神様のメモ帳　第８話　「僕は運命を信じない」　感想

「神様のメモ帳」

　神様のメモ帳　第８話　「僕は運命を信じない」の感想記事です。

　　平坂組のエピソードもようやく終局です。
　　４代目、錬次、そして鳴海、それぞれの想いが交錯する・・・

アリスは可愛いんだよ。　うん。　しかし他の部分がねぇ・・・

いやぁ～　長かったですねぇ～
４週目にしてようやく平坂組のエピソードが終了です。
視聴率がグングンと右肩下がりの今作。
やはり、アリスの可愛さだけでは、とても持ちそうにありません。

『神様のメモ帳』
　第８話　「僕は運命を信じない」

では、何がダメなのか？
どんな作品でも、一つや二つ、悪い部分というのは必ずあるものだが、この作品は色々と多すぎる。

■　アニメーション作成技術の低さ（特にアクション系が弱すぎる）
　OPのシーンが分かり易いかな？　テツが階段を駆け下りるような飛び降りるような場面の不自然さといったらもう・・・
　他にも、全般に「走る動作」のアニメーションの動きがおかしいんですよね。　
　全体的な視点の設定もおかしい。　うーんと、実写で言えば、カメラワーク？
　静止画は全く問題無いんですが・・・

■　作品の設定自体の問題
　原作の方は分からないが、アニメに関して言えば、バランスがあまりにおかしい。
　１話から現状まで、殆どが平坂組に絡んだ話ばかり。
　何がニート探偵事務所なのか、さっぱり意味不明になってしまっている状態。

■　不自然な場面描写
　例えば、今週のアリス登場シーン。
　あの場面、着物姿で登場する理由が理解不能。　ハッキリ言ってシラケてしまう。

まぁ、かなりの酷評になってしまいましたが、ここから挽回するのは、正直ほぼ不可能でしょう。
原作からのファンから見た印象はどうなのかな？　ちょっと気になったり・・・

前置きが長くなってしまいましたが、今週の感想。
ストーリー自体は今回省きますが、どうしても納得いかないというか、理解に苦しむ点があるので、ソコについてだけ。
元々、今回の話の原因となったのは、４代目、錬次、ヒソンの人間関係に起因するもの。
（とてもいい関係だった３人。　４代目も錬次も互いに無二の親友であり、二人共ヒソンが大好きだった。）
（しかし、ヒソンはどこぞの組長の愛人で、その子供を妊娠し、果ては組長の妻により刺される。）
（錬次が知れば傷つくと考え、自分が恨まれるのを覚悟で、４代目は錬次にその真実を隠す。）
ここが分からん。　全く理解できん。
錬次の側からすれば、「一番大切な親友に、二人にとって一番大切な女性を殺された・・・」
これ以上のものがあるだろうか？　まだ素直に真実を知った方が錬次の傷は浅いだろうし、マシだと私自身は思うのだが・・・
（ヒソンの側を庇ったという解釈も出切るのですが、今回アニメではそれに関しての描写が全く無いので、）
（その解釈を抜きにしての感想です。　もし原作でそう解釈できる表現があるとすれば、）
（アニメ版は手抜きとなり、余計にアララ～な状態だしなぁ～）

では、来週以降に期待を・・・　できないかな？